評価

• realiserさん 2018-03-26

  2次元の巨乳で楽しめるならオススメ

  ゲーム（エロゲー）はしたことがない。
  小説・60分のアニメと楽しんできて、どんなものかと借りてみた。
  新しい世界だった。
  
  DVDPGとはどんなものかはググってほしい。
  むしろ経験がない人ほど僕のように、新鮮に物語世界に入り込めるかもしれない。
  
  AVでは物語や世界観への没入は薄い。
  DVDPGでは（ゲームでも？）長い物語への没入の時間　ー トータルで10時間くらい？確認の仕方がわからない　ー が準備され、それがエロへの没入を引き起こす。他のメディアでは経験できない感覚だった。
  
  ただ、おっぱいが大好きでないと、流石に物語だけで楽しむのは辛いだろう。
  おっぱい好きとして思う、このシリーズの作者の鏡裕之氏は天才だ。「おっぱい表現の天才」だ。そんな人は他にいない。（もちろん、声優さんも画家さんも凄いのだが。）
  
  とにかく徹底的に乳フェチのツボを理解している。
  ご自身が乳フェチのせいだろうが、しかし、これまで多くいるはずの乳フェチの中でこのレベルの表現に到達した人は一人もいなかった。
  
  乳が好きなはずの多くの作家が、前戯としてのフェチを書いただけでフェチを終えてしまい、後は挿入や陵●やアナルセックスへとスライドしていった。
  強烈にあるはずのフェチのエネルギーがずれていくのは半ば奇妙なことだが、半ばは理解できる。彼らは現実にあるフェチのエネルギーを強度ある表現へと高められなかった。そして、一般的な性の快楽や過激な展開へとインフレしていくことしか思いつかなかったのだ。
  しかし鏡氏の描くセックスは決しておっぱいから離れない。フェラチオも挿入も従属物でしかない。嗜虐やアナル他の過激プレイなどフェチ心にとっては邪魔でしかない。
  
  挿入や陵●やアナルに流れていく「ズレた乳フェチ」のエロ小説・漫画・アニメにうんざりして離れていった人にこそ見てもらいたい。
  これぞ乳フェチ、2次元でしか表現し得ない想像力の歓びを味わってもらいたい。
  ちなみに総尺が長いとはいえ、絡みも長く回数も多い。これも数えるのが大変なんでやっていないが、30回はあるだろう。その全てに明確なコンセプトの差があり、同じものはない。H表現の回数・多彩さではアニメ＜小説＜ゲームとなる。
  並みのAVよりコストパフォーマンスははるかに高い。
  
  
  
  

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