評価

• 悦痴雨読さん 2022-04-17

  本シリーズでは緊縛調教が酷似してもストーリーの多様性で楽しめる。

  現時点で39作品ある本シリーズは、緊縛中出し調教という共通項だけでも女優による抵抗の仕方や感じ方の違いで楽しめ、ドラマの側面でも様々な作品固有の特徴が楽しめ、更にストーリーの裏解釈が可能な作品まで含まれる。
  本作のヒロインは私が見た本シリーズ作品の中で最も気弱で、鈴木心春の控え目な芝居と美しい身体が効果的に映える。それらは本作ストーリーの背景となる、心春が両親を事故で亡くして半年の間に起きた事柄を想起させる。
  
  【背景】心春が矢部家に来た時、心春は既に処女を失っていた事実から憶測できることだが：両親が死んで独り残された心春が親戚をたらい回しにされた経緯は、親戚の家で世話になる度に心春の気弱に目を付けて肉体関係を結ばせる男性（叔父や従兄など）がいて、その関係が家族にバレると家族の恥が外に漏れないように隠して何か適当な口実で心春を追い出すということが繰り返される。
  ≪矢部家の事情≫矢部家の当主、謙作は忠の父親で、母親は忠を残して病死。以来、父子家庭で仕事と育児を両立すべく頑張った父親を、忠は尊敬し信頼していた。忠が社会人として一人前になった一方、謙作は1年前に定年退職し、打ち込む仕事が無くて生きる意欲を失っていた。
  
  【本作ストーリー概要】心春の父親の親友で実直なサラリーマン矢部忠が、行く当てを失った心春を快く引き取って自宅に連れ帰り、心春のために個室を与える。しかし、心春を紹介された謙作も気弱で魅力的な心春の肉体に目を付ける。心春を迎えて1か月経過した頃から、息子には内緒で謙作が心春を自分のものにするため緊縛調教し始める。その調教プロセスが描かれる。やがて謙作をフェラする心春の姿を覗いてしまった忠が、ちょうど欠員が出た支社への転属願いを出し、心春を謙作に預けて矢部家を出て行く。
  
  【チャプター構成】
  ※サンプル画像1枚目のような体操服姿の場面は作中に無かった。
  (0)プロローグ+タイトル（1分）
  (1)新しい家（4分）
  (2)忍び寄る影…（3分半）
  (3)強引に迫られ…○される心春（41分半）サンプル画像2、3枚目
  (4)言えない秘密（2分）
  (5)あの日からずっと…調教される日々（16分半）サンプル画像4～6枚目
  (6)絶頂し快感に堕ちる美少女（34分半）サンプル画像10、7～9枚目
  (7)失われた日常（4分）
  (*)エピローグ（40秒）
  
  ≪続きをDVD側に投稿≫

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