ここ数年の長引く不況のせいで若者達の就職状況は芳しくなく、ニートやフリーターの若者が増える一方だという。今日、撮影に応募してくれた「ミオ」はフリーター3年目の素人娘だ。もともと地方で暮らしていたのだが、高校卒業とともに上京。憧れの東京に来たはいいが、とりあえずはフリーターとして暮らしているらしい。そんな生活もかれこれ3年ともなると日々、生活の変化のなさに嫌気がさすそうだ。毎日毎日バイトの繰り返し。もっと遊びたいけど、遊べばそれだけ生活は苦しくなる。彼女の思い描いていた東京の生活とは若干の違いが生じていた。ここらでちょっと落ち着いた職を探して、正社員として働こうかなと思っていても、そのための面接等に行くために、バイトを削ると生活が苦しくなるというループに悩まされていた。そこでこの仕事を見つけて申し込んできたというわけだ。まとまったお金を作って短期集中に就職活動をしてしまおうという考えだそうだ。かといって悲壮感があるわけでもなく、自分の生きる手段として自然にカラダを張った仕事しかないと思いついたそうだ。「SEXはもともと嫌いじゃないし、男優とやってみたかった。」そう語ってくれた。最近の若者は逞しいことである。 長引く不況は世間的には大変なことだろうが、我々にとってはこのような可愛い子が向こうから連絡してくれるという何ともオイシイ状況でもある。大変な想いをしている若者達への活力になるようにこの一本をお送りしよう。