評価

• カッパの人さんのレビュー 2022/06/27

  一花さんって誰だろう？

  一花さんなる地下アイドル。 つい先日私が感想文を提出した一花さんと同一人物である。 前作のお話の雰囲気から、てっきりグラビアアイドルかと思ったが地下アイドルだそうだ。 そんな一花さんではあるが、前回はイメージビデオの撮影中に暴走したスタッフといたしてしまい、今回はTV局のお偉いさんを接待だそうで。 恐らくではあるが、このお偉いさんが取り計らってくれた仕事が、件のイメージビデオの撮影だったのであろう。 ろくでなしの紹介の仕事は、やはりろくでもないということであろうか。 そんな彼女のことを思うと、私も同情の涙を禁じ得ない。 あまつさえ、その様子がFANZAで配信までされたともなると… 商品説明によると、彼女にもコアなファンがいるそうだ。 彼らはどんな気持ちでこの動画を見ているのだろうか？ やはり泣きジコリであろうか？ そんなことを思うと、私のウルトラマンもあっという間に神永に………戻ることもなく、 『ヒャッフー！やっぱり有岡女史はかわいいぜっ！』と、パワー全開のご様子。 茶番劇はこの辺にして。 ファンタジーはファンタジーとして楽しむのが私の姿勢である。 一花さんの正体は、我々有岡一族の族長、有岡みう女史。 お話の内容としては、商品説明やサンプル写真のキャプションのような悲壮感はあまりない。 有岡女史も多少の困惑顔を見せるが、それなりに楽しんでいるご様子。 しかしだ。こんな時の女性は実は怖いので注意が必要である。 私は子供の頃より『女の子には優しく』と育てられたもので、女性がかわいそうなのは見てられない。 なのでこれくらいが私的にはちょうどよかった。 と、言いつつも、有岡女史の困惑顔が結構お好みなのはここだけの秘密だ。 やっぱり有岡女史にはかなわない。 ところで、サンプル写真のキャプションでは彼女のお名前がMさんになっている。 一花みうさんなのだろうか？ それだけじゃあないけど、本編内容と違うキャプションを付ける雑さがなんか嫌だ。 素人ものってそういうとこありますね。 そういえば、ここと同じ部屋でつい先日IT長者の若奥さんがいたしていたことを思い出しつつ、一花さんも、Mさんも、IT長者の若奥さんも全部ひっくるめて有岡女史だと当たり前過ぎる真理にたどり着いた私には、全部をひっくるめた真理の尻子玉を、有岡女史に差し出すしかできなかったのである。

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