評価

• 大根おろし役者さん 2022-08-09

  監督の草食男子への思いをぐらたんと男優が忠実に描いた良作

  この作品は、草食男子へのアンチテーゼだと思います。
  監督は何歳かは分かりませんが、モテない男をこれでもかと誇張して描いています。
  最初からちゃんと見ていて、男優のここが気持ち悪いなとか、行儀悪いな、話を紋切り型にしちゃダメだろとか思ったら、自分は相手に対してやらないように心がければ良いです。
  格好つけるって、最大限の自己防衛で自分可愛いに過ぎないと言う監督の思いも随所にちりばめられています。
  本作は、正直、自分磨き用には適さないかも知れません。
  自分磨きに使えるのは2時間15分辺りのぐらたんへの電マ責めと2時間35分辺りの騎乗位辺り。
  ぐらたんもそこら辺くらいしかイッテないです。
  バックは何回かありますが、全てぐらたんの顔が見られません。
  男優は、ぎこちない腰振りで早々に自分勝手に本作3回全てスキン中出しでイッテます。
  ぐらたんは、本作品では童貞男を導くというのがテーマなので、終始自分を制御出来るように行動しています。
  なので、いつもの愛くるしい我を忘れた乱れを期待したら、そのシーンは殆どないです。
  
  アダルトビデオですがエロではなく、本命の人にはハッキリ自己主張する、相手を思いやるのは大事だが、思い過ぎて自分可愛いになってませんか？とつくづく考えさせられる作品です。
  モテない自分を客観的に見たらどうなんだろう？と思った事がある、あなた！
  本命の女性がいて、何とか近づきたいと思っている、あなた！！
  購入し、一度見てみる事をオススメします。
  この作品は、反面教師という意味で凄く良い作品だと思いました。
  ぐらたんの演技は凄く自然で・・・多分ねぇ・・・純粋なファンは最初のインタビュー辺りで見るの止めようかと思うくらい、嫉妬に狂う感じだと思います。
  ぐらたんの美しい肢体も今回は余り堪能出来ずです。
  でもねぇ・・・エロ以外に見る価値がある・・・ホント、勉強になるなぁ・・・と思わされた、そんな不思議な作品でした。
  こう言う印象に残る作品、なかなか無いと思いました。

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